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奇術は、根気よく練習していればどんな人でも確実に進歩します。
ただ進歩の速さや、上達のレベルに個人差があります。
練習には、テクニックや技法の上達だけではなく、その奇術の持つ現象を観客に
その通り受け取ってもらえるために、目的を持った練習が必要です。
おぼえた奇術をミスなく演じようとするため、演(や)り終えることに
終始している人を見かけます。この気持ちはわからないわけではありません。
どこが不思議で、何を表現したいのかわかってもらえないのは、ひとえに表現力の未熟さによります。
わかってもらうには心理学者としてのセンスも必要でしょう。こう演じれば、観客はこう思い、こう邪推し、こう錯覚するだろう。といった観客に対する心理への深い読みです。
そしてまた、観客の理解度やレベルや興味に合わせる能力も学ぶべきでしょう。つまり見てくださる相手がお子さまなのか、ご年輩者なのか、女性だけなの か、それとも男性だけなのか、一般パーティーなのか、何かの記念行事なのか、などなど。そのときその場所の客層の興味のありどころをつかむ直感力を養い、 観客を楽しませる奇術を演じることが必要です。
天性のマジシャンとは、こういう直感力を生まれながらそなえている人をさすのではないでしょうか。
表現力と直感力を養いましょう
©北見マキ ミステリー空間
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